【2023年版】イスラエルの電車・バスの乗り方|ICカードの買い方を写真付きで解説!

2023年イスラエル・ヨルダン

こんにちは!メイです。

イスラエルで電車の切符ってどうやって買うの?バスの切符は~?

大丈夫です、イスラエルでは日本のSuicaのようにどこでも使える交通系ICカードがあります。

その名も「ラブカブカード(Rav-Kav Card)」。

これ1枚あれば空港からの電車もLRT路面電車もバスもほぼすべて乗れます!

さらにアプリで残高の確認やチャージもできちゃいます!

さすがIT先進国…。

この記事では「ラブカブカード」の購入方法、そして空港からの電車の乗り方、LRT、バスの利用方法を解説していきます。

ラブカブカード(Rav-Kav Card)とは

ラブカブカード(ラヴカヴカード)は電車の駅やLRTの駅、Central Bus Stationなど大きいバス乗り場、AM:PMなどのスーパーで購入することができます。

到着してすぐの空港で購入するのがおすすめ。

ラブカブカードの概要
  • 鉄道(Israel Railways)、LRT(路面電車、ライトレール)、市内バス、長距離バス(Egged Bus)で利用可能
  • デポジット5NIS
  • 再チャージ可能
  • 1人1枚必要
  • 90分以内であれば1チケットの値段(5.5NIS)で乗り換え放題
  • 1日券をチャージすることも可能
  • チャージしたお金は返金不可

地球の歩き方(2019-20)ではアラブバスではラブカブカードは使用できないとされていましたが、2023年時点ではベツレヘムやオリーブ山へ行くアラブバスで使用することができました。

また以前はチャージにかかった金額に上乗せした金額がチャージされるというお得なシステムがありましたが、今はなくなったようです。

しかしながら90分以内であれば乗り換え無料というのはかなりお得です。

エルサレムやテルアビブの市内観光では何度もバスやLRTに乗ることになるのでお得でしょう。

また普通のバス停では切符が買えないので、バスに乗るのであればラブカブカードは必須です。

エルサレムやテルアビブ市内のバスのみならず、死海やエイラットまで行く長距離バスEgged Busでも使用できたのも便利でした。

エイラットのCentral Bus Stationではチケット売り場に行列ができていて多くの人がバスに乗り遅れるという大惨事を見かけました…。

エイラットからのバスは1日数本しかありませんからね…ラブカブカードを持っていて(そしてチャージしていて)良かったと心から思った瞬間でした。

チャージしたお金は返ってきませんが、チャージはいつでもできるので(アプリでも!)少額ずつチャージしていくようにしましょう。

また1枚のカードで2人分の乗車賃を支払うということもできませんので、人数分のカードを買いましょう。

ラブカブカードの買い方を写真付きで解説

ベングリオン空港に着いたらTrain Stationの案内を目印に歩いていくと、駅の改札の隣に券売機があります。

こちらは空港の駅の券売機の画面ですが他の場所でも同様に購入できます。

こちらが券売機の画面です。

まずは左下の「English」をタッチして英語にしましょう。

「Purchase an Anonymous Rav Kav」を押します。

在住者は記名式のカードも購入できるようですが旅行者はこの匿名のカードのみです。

(もし紙のチケットを購入する場合には右の「Purchase a Paper Tiket」を押しましょう)

デポジットの5NISの支払い画面になります。

現金でもクレジットカードでも支払えます。

クレジットカードは右側の端末に差し込んでPINコードを入力するか、

あるいはタッチ決済機能付きであれば右側のタッチ決済マークにかざします。

これで下から新規のラブカブカードが出てきますので、購入完了です。

次にチャージをします。

ラブカブカードのチャージ方法

はじめの画面に戻ったらまたEnglishボタンで英語表記にします。

右下にラブカブカードを置く場所があるので購入したラブカブカードを写真のように入れます。

チャージ済のカードの場合は残高が表示されます(写真では43NISですね)。

チャージするには「Purchase a ticket or stored value」を押します。

お金をチャージする場合は上の「Accumulated Value」を押します。

(もし1日券を買う場合は「Daily ticket」を購入しましょう。1日券は12.5NISでLRTとバスに乗れます。空港からの電車には乗れません)

チャージしたい額を選びます。

30NISあればひとまず空港からホテルまでは行けると思うので最初は30NISがおすすめです。

先ほど同様、現金もしくはクレジットカードで支払いましょう。

ちゃんとチャージされているかどうかは初めの画面の状態でラブカブカードを置けば残高が表示されるので確認することができます。

空港から市内への行き方はこちら。

アプリでのラブカブカードの残高・利用履歴確認、チャージ方法

ICカードリーダー機能付きのスマホであれば、アプリでもラブカブカードの残額確認やチャージ利用履歴の確認もできます。

一度買えばもう券売機を探さなくていいというのは地味に便利!

アプリの名前はHopon Rav-Kav

הופאון טעינת רב-קו
הופאון טעינת רב-קו
posted withアプリーチ

安心してください、英語で使えます笑。

アプリの存在は駅で通りすがりのイスラエル人の人が教えてくれました。

どこに行っても電車の乗り方など困っていることはないか声をかけてくれる人がいて感動しました。

イスラエルの人はめちゃくちゃ親切…。

ではアプリの登録方法、残高確認、チャージ方法を説明していきますね。

まずはSMS認証です。

国は日本を選択して、電話番号を入力します。

SMSで送られてきた4桁のコードを入力します。

「Scan your card」を押します。

マイナンバーカード読み込みなどと同様、iPhoneであればラブカブカードの上にスマホの上側を置きます。

これで自分のラブカブカードが読み取れました。

このカードであれば残高が「19NIS」と確認できますね。

チャージする場合はカードを選択します。

この画面では利用履歴も確認できますね。

チャージのため「Top up again」を押します。

チャージする額を選択しましょう。

Payment methodのところでApple Payやクレジットカードが選べますので選択し、

Top Up with Apple Pay/ Cardを押します。

その後チャージする先のラブカブカードをもう一度読み込む必要があるため、「Charge the contract to your Rav-Kav」を押します。

チャージしたいラブカブカードを再度読み取らせます。

アプリでの残高確認、チャージ方法は以上です!

大変便利ですね~。

電車、LRT、バスの乗り方

電車の乗り方

電車は主に空港からエルサレム市内、もしくはテルアビブ市内へ向かう時に利用します。

日本と同様、改札がありますのでラブカブカードをタッチしましょう。

出るときもラブカブカードを改札にタッチして出ます。

LRT(路面電車)の乗り方

LRTはエルサレム市内を走る路面電車です。

空港から電車でエルサレムに着いた後に旧市街に向かう場合、Central StationからCity Hallまで乗るのに利用したりします。

LRTは一律5.5NISで前払いです。

まずはLRTに乗り、手すりに設置されているリーダーにラブカブカードをかざします。

検札の人がかなりの確率で乗ってきて確認するので、乗ったら忘れずにリーダーにタッチしましょう。

降りるときはカードは不要です。

バスの乗り方

バスも前払いです。

バスに乗ったら運転席近くのリーダーにタッチします。

アラブバスなどの市内バスは一律5.5NISなので良いのですが、

死海やEilatなどに行く長距離のEgged Busは乗車区間によって料金が異なるため、運転手さんに行き先を告げてからタッチしましょう。

降りるときはカードは不要です。

まとめ

イスラエルの公共交通機関で使えるICカード、ラブカブカードの買い方や使い方を解説しました。

ラブカブカードは電車もLRTもバスも、長距離のEgged Busでも利用可能で、

イスラエルのほぼすべての公共交通機関で使える大変便利なカードです。

着いたらすぐ、空港で入手しましょう。

また残高確認やチャージはアプリでも可能です。

また電車やLRT、バスの乗り方も紹介しました。

LRTもバスも料金は前払い!と覚えておきましょう。

以上、イスラエルでの公共交通機関の利用方法でした!

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